博多人形商工業協同組合
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ギャラリー我が家 – 博多人形
博多人形 美研工芸社 – 創業70年 博多人形窯元・卸・小売
私達が住む白金の街を歩いていると、ふと博多人形 美研工芸社のショーウィンドウが目に入り中に入ってみました。お店には大きな・立派なガラスケースがいくつもあり、それぞれに様々な人形が飾られていて、それぞれの人形を見ているうちに何か和みを感じました。お店のご主人・松尾和幸さんにガラスケースごとに飾ってある人形の違い・それぞれの人形の格の違いによる値段の違いなどをお話しいただきました。
伝統工芸士 – 梶原正二
「酒は呑め呑め 呑むならば 日本一 (ひのもといち) のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」これが現代でも伝わっている民謡「黒田節」の由来といわれていて、「黒田武士」が「黒田節」になったのです。
母里太兵衛の豪快な気質を表すエピソードです。
思わぬことで名を残した母里太兵衛は、 大盃を手にしたご機嫌な銅像を黒田節の歌詞とともに博多駅前に残すことになったのです。なお、日本号は現在、福岡市博物館に所蔵されています。
その後、筑前今様と呼ばれた福岡藩の武士たちに歌われていたものが日本全国に広まり、 雅楽の越天楽のメロディーに さまざまな歌詞を当てはめて歌う越天楽今様が元になっていまます。
さらに、我が街・福岡市・福岡人にとってふさわしい金印を持つ人形にふと見入ってしまいました。お話を伺うと平成元年・福岡シンボル博多人形審査会で最優秀賞を受賞した人形で、さらには平成2年に皇室にお買い上げいただいた人形ということでした。
伝統工芸士 – 植木進
2020年12月 アクロス福岡の匠ギャラリーで博多人形展示会があり、何か正月に相応しいものが見れること楽しみにして出かけました。
いろいろな人形が飾ってある中で、箱の上に置かれている恵比寿さんと大黒天に見入ってしまいました。
まずは恵比寿さんは鯛の大きさと持っている竹竿が本物であことに感動すると共に笑顔が大変気に入りました。
また大黒天さんは小槌・帽子・服が金色に塗られ豪華さに感動すると共にこれまた笑顔が大変気に入りました。
それぞれを収める桐箱にはそれぞれの名前、また伝統工芸士植木進銘と印、さらには桐箱に乗せて楽しめるように蓋の上下に飾りを付けたお気遣いに感動しました。
伝統工芸士 – 木本秀一
2020年8月 アクロス福岡の匠ギャラリーで博多人形の展示会がありました。
いろいろな人形が飾ってある中で、七福神に見入ってしまいました。
それぞれの人形は約5cmで小さいのでが、それぞれの姿と顔の表情が大変繊細に制作されていることに感動しました。また、台に等間隔に固定して置かれていますので取り扱いが簡単です。
七福神とは、寿老人(じゅろうじん)・布袋尊(ほていそん)・恵比寿天(えびすてん)・弁財天(べんざいてん)・大黒天(だいこくてん)・福禄寿(ふくろくじゅ)・毘沙門天(びしゃもんてん)、七つの神様の総称です。
七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。
特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。
伝統工芸士 – 西山陽一
2020年4月 アクロス福岡の匠ギャラリーで博多人形展示会がありました。
いろいろな人形が飾ってある中で、「美人」さんの「想う」に見入ってしまいました。
まずは着物の色と帯の色の組み合わせ、またその着こなし、さらに顔の表情が「想う」・・・、どのような想いなのかいろいろと想像させてくれるところに感動しました。
「想う」新作博多人形展 福岡市経済観光文化局長賞 受賞作品
本体:博多人形 (陶彫彩色。素焼きに胡粉・日本画水干絵具と膠で彩色。)
「想う」とは、相手をおもう、故郷をおもう、という心を表していて、ここでは大切な人を想う優しい気持ちを形にした作品です。
以上、HPの中で紹介されていました。