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輪島塗の稲忠-ギャラリー我が家

輪島塗
日本を代表する工芸品で、能登輪島の風土の中で伝統を受け継ぎながら丹念に育てあげられてきました。
また漆器は英語で『JAPAN-ジャパン』と表記されるように、世界に誇る日本を代表する伝統工芸でもあります。
四季折々の伝統的行事に使用する漆器から、新しい生活様式「洋のスタイル」を取り入れた漆器まで、その優美さと頑丈さは生活の中で潤いと和らぎ与えてくれます。

 

西日本陶磁器フェスタ
2016年9月15日~19日の間、北九州市・JR小倉駅そばの西日本総合展示場・新館にて行われました。陶磁器即売展として国内主要産地から多数の窯元、匠の職人工芸展として青森あけび細工・岩手の南部鉄・秋田の川連漆器や大館曲げわっぱ・東京の江戸切子・石川の輪島塗・福井の若狭塗箸・広島の熊野筆などが一堂に会し秋の新作を展示即売、そして家具やインテリア小物、雑貨、各種お茶・食品なども併設されていました。

また会場の一角では、西日本陶芸作家展として、九州・山口を中心に「日本工芸会(正会員)」「現代工芸美術家協会(本会員)」「日本新工芸家連盟(会員)」の三会派の陶芸作家による新作が出展されていました。
そして、現代有田の名匠作品コーナーもありましたが、やはり今年400年の有田窯元の作品の数々にはうっとりと見入ってしまいました。
前回、3月17日~21日、福岡マリンメッセで行われた全国陶磁器フェアと同様に、やきものや工芸品の味わい豊かな逸品を数多く見ることができました。

そして、我が家の親戚である稲垣家がやられている「輪島塗の稲忠」さんが、今年3月の福岡の地に次いで、今回もここ北九州・小倉の地にもやって来ました。
早速、私たちは愛車にて福岡から九州自動車道・北九州都市高速道を経て小倉駅そばの西日本総合展示場・新館へたどり着きました。
まずは、小倉駅付近を観光した後に会場にて半年ぶりにお二人と再会、お二人の日本各地での展示・販売の苦労話やら両家の話に花が咲きました。

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今回も、会長の息子さんである「代表・充治さん」と「副代表・暢助さん」のお二人が、石川・輪島からトラックに展示品を積みはるばる北九州・小倉へ、そして匠の職人工芸展のコーナー/No.55ブースにて、展示・販売を5日間やり遂げられました。

そして、輪島塗の稲忠・No.55ブースにていろいろと展示してある作品を見せていただきましたところ、私たちが若いときに輪島を訪れ購入した「屠蘇器セット・重箱」と共に使えるものとして、大変気に入りました。

恵比寿・大黒天

写真の左は「恵比寿文蒔絵・漆芸福呑み」、写真の右は「大黒天文蒔絵・漆芸福呑み」となっています。 その「蒔絵」とは、漆器の表面に漆で絵や模様を描き、それが乾かないうちに金や銀の粉をふり蒔く(まく)という加飾法です。

その「蒔絵」の絵柄が表面から若干浮き出ていて、注いだ酒を飲む際には、恵比寿さん・大黒天さんの顔の表情が手の揺れに応じてゆらゆらと変わって見えるのが、何か語っておられるようで、何かしら和みを感じ、福呑みと名付けられているのが正月にはぴったりの作品だと思いました。

ところで、「恵比寿文蒔絵・漆芸福呑み」と「大黒天文蒔絵・漆芸福呑み」と共に使う、私たちが毎年正月元旦に使う「朱塗り屠蘇器セット」は次です。

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この「朱塗り屠蘇器セット」は「沈金」で、ノミで表面に模様を彫って出来た溝に漆をすりこみ、そこに金箔や粉、あるいは色の粉を埋めて模様を描くという加飾法で、朱塗りいわゆる赤色が豪華さと力強さを感じさせてくれますし、それぞれの絵柄の鶴・亀・松の金色がくっきりと浮かび上がり、福を呼び込んでくれているかのようです。

その他、輪島塗には「玉虫蒔絵」という大変な細かさと素晴らしい美しさの作品がありますが、この世にこのような工芸品が存在するのかとの驚きを感じさせてくれるものです。

 

 

全国陶磁器フェア
3月17日~21日の間、福岡マリンメッセにて行われました。
福岡・佐賀・鹿児島・宮崎、山口・大分、熊本・岡山・兵庫、長崎・大阪・島根、滋賀・京都・三重・石川・栃木、岐阜・愛知・福井・東京・新潟の各コーナーが、さらに匠の職人展、大川伝統工芸の世界、にぎわい通り、やきものの小道などのコーナーも設けられていました。

そして、我が家の親戚である稲垣家がやられている「輪島塗の稲忠」さんが、ここ福岡の地に初めてやって来るとのことで、大変楽しみにしていました。

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今回は、会長の息子さんである充治さんと暢助さんお二人が、石川県輪島市からトラックに展示品を積み、はるばる福岡へやって来られました。
そして、にぎわい通りのコーナー/N-29ブースにて、お二人が展示・販売を5日間に亘りやり遂げられました。
3月17日展示初日には、私たちは早速母を連れて行き、初めて会うことになるお二人といろいろと懐かしい話に花が咲きました。

 

翌18日には、私と家内は全体の展示を見たく再度会場へ行き、全国各地の陶磁器からいろいろな工芸品まで、日本の伝統工芸として珍しいものから面白いものまでが一堂に見れて、時間を忘れて楽しく過ごすことができました。

そして、最後にお二人に会いに行き、いろいろと展示してある作品を見せていただきました。
その中から、お二人と初めてお会いする記念に、次を選び、購入することにしました。
お二人も大変喜んでくれましたが、東京に出張していて福岡に来られなかった会長の民夫さんにもお二人から連絡が行き、お二人以上に喜んでいただきました。

 

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花器として、全くの球形がまず制作の難しさを醸し出しています。沈金の春秋文と言うことで、春は桜、秋は紅葉、それぞれが大小に散りばめられたアンバランスの図柄で楽しさを感じさせてくれます。
今まで、輪島塗は黒塗り・朱塗りが一般的でしたが、初めての白塗りを見てその違いに浸れることに喜びを感じています。

 

輪島塗の稲忠

1974年福岡市中央区の西鉄グランドホテルにて結婚、私の父の姉・伯母さんが輪島漆器の稲忠漆芸堂の女将として、石川県輪島市から遠路はるばるご出席いただくと共に、私達の結婚式の引出物として、輪島漆器のお盆を全数ご提供頂いたのが次の2種類のお盆でした。

 

数か月後、結婚式ご出席と引き出物のお礼のために、輪島の叔母さんに会いに、二人でJRにて大阪から輪島の街へ入りました。

まずは、稲忠漆芸堂のご主人・稲垣忠右衛門さんにお会い出来たこと、そして伯母さんに能登半島を案内してもらったこと、家族の皆さんにいろいろとお世話いただいたこと、本当にうれしく思いましたし、良き思い出になりました。

記念に、正月に使う屠蘇器セットと重箱(三段)セットを購入して、毎年正月元旦に使うことで何か気の引き締まる楽しみを味わっています。

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1985年、私の一等航空整備士資格取得のお祝いとして、私の父の計らいで、干支のトラを描いた輪島塗・蒔絵の額を制作していただき、当時大阪に住んでいた私に送ってくれましたが、今でも大事に飾っています。

1996年 父亡き後、輪島の伯母さんが病気になり、母がお見舞いに行きたいとのことから、私達も大阪から母と共に愛車にて名神高速から北陸道を経由して輪島の街へはいりました。
帰途前には、輪島塗の額・鶴を購入し玄関に飾っています。

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その他

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