オーナーブログ

ギャラリー我が家 有田焼 奥川俊右衛門窯

有田焼 奥川俊右衛門窯 奥川俊右衛門

2016年11月17日

我が家の奥様が2016年11月・65歳の誕生日を迎え、 そのお祝いにハウステンボスの新しくなったイルミネーション、場内レストランでピッツァ数種と赤ワインで乾杯、そして有田焼窯元めぐりをしてきました。

午前中、まずは陶山神社にお参りし、陶祖李参平の碑へも行ってみました。

 

そして、奥川俊右衛門窯 へ

奥様の奥川弘子さんがおられ、白磁の世界というギャラリーを案内していただきました。

白磁は、口と肩と高台で決まるとのことで、大きな作品から小さなものまで、それぞれに独特な雰囲気を持った作品を見せていただきました。

その一つに、縦長の花器の上半分が、角度にして30度ほど倒れている・反っている作品の説明を受けました。高温の窯の中で、置かれている場所によっては、磁器が火を求めてそちらに動くというお話が私たちには初めてでしたし、磁器が生き物のごとく反るようなことに大変驚きました。

そして、なんとなんと柔らかな丸みの曲線をもつ器の胴に、そしてしなやかに伸びた尖塔が一体となった花器・一輪挿しが目に入りました。
中ほどにはスペードの形に空いたしなやかな口が、その口の位置が、そして全体のバランスが、私の気持ちを和ませてくれました。

気になったのは制作方法で、およそ12cm高さの上の尖塔の部分と下の胴の部分が別々に作られ、合わせたものだと思っていましたが、奥様曰く、下の胴の部分はへらで形を整えるが、後は残った粘土を指でつまみあげて円錐状に、さらにつまみあげて細い尖塔にしていき、全体が一体ものとして出来上がるとのことです。

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さて、2010年5月に波佐見陶芸の館で購入した下の写真青白すずらん紋・丸花瓶を奥様にご紹介したところ、俊右衛門さんの作品だということがわかりました。

また、当時は、下の写真のごとく掘り込んだすずらん紋自体に青磁釉を施していますが、現代ではすずらん紋の外側に青磁釉を施すやり方になっているとのことで、その違いに時代の変革みたいなものを感じました。

さらに、2013年4月に購入した下の写真チューリップ・皿を奥様にご紹介したところ、俊右衛門さんのお弟子さんにはなるのでしょうが、娘さんの真衣子さんの作品だということも知ることができました。

 

2013年4月

この写真は、有田焼卸問屋・有田陶磁の里プラザ  のあるお店にて購入したものです。

お店の人によると、奥川俊右衛門さんのお弟子さんが制作されたとのことで、白磁にチューリップの彫りいれている作品です。

チューリップの花の色・淡いピンクがアクセントになっているデザインで、ハウステンボス春のイベントであるチューリップ祭りの記念に購入しました。

チューリップ 皿

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2010年5月

ある日、棚にぽつんと置かれている下の写真・丸花瓶を見て、まずは何と気持ちの良い丸みと丸みから立ち上がる口元だと感じました。

その気持ち良い丸みの白磁に彫られている淡い花と葉の大きさが、なんとすばらしいバランスで描かれているのだろうと感じながら、ついつい見入ってしまいました。

青白すずらん紋 丸花瓶

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店の人が有田焼の奥川俊右衛門の作品ですとの説明を受けましたが、そのお名前にも感動させられました。

  1. そして、生まれて初めて数万円もする有田焼の作品に出合うことになりましたが、価格に見合った価値観みたいなものを感じながら、すぐに購入したましたが、そのようにな自分にも出会うことになりました。

また紹介資料からは、30歳で奥川俊右衛門窯を開き独立され、そのころに手がけた作品が白磁・青白磁に彫りを入れて花などを描いておられたとのことで、そのころの作品の一つではないかと察しています。