オーナーブログ

ギャラリー我が家 有田焼 奥川俊右衛門窯Ⅰ

有田焼 奥川俊右衛門窯 奥川俊右衛門

 

2016年11月17日

午前中、まずは陶山神社にお参りし、陶祖李参平の碑へ行ってみました。

 

そして、奥川俊右衛門窯 へ

奥様の奥川弘子さんがおられ、白磁の世界というギャラリーを案内していただきました。

白磁は、口と肩と高台で決まるとのことで、大きな作品から小さなものまで、それぞれに独特な雰囲気を持った作品を見せていただきました。

その一つに、縦長の花器の上半分が、角度にして30度ほど倒れている・反っている作品の説明を受けました。高温の窯の中で、置かれている場所によっては、磁器が火を求めてそちらに動くというお話が私たちには初めてでしたし、磁器が生き物のごとく反るようなことに大変驚きました。

そして、なんとなんと柔らかな丸みの曲線をもつ器の胴に、そしてしなやかに伸びた尖塔が一体となった花器・一輪挿しが目に入りました。
中ほどにはスペードの形に空いたしなやかな口が、その口の位置が、そして全体のバランスが、私の気持ちを和ませてくれました。

気になったのは制作方法で、およそ12cm高さの上の尖塔の部分と下の胴の部分が別々に作られ、合わせたものだと思っていましたが、奥様曰く、下の胴の部分はへらで形を整えるが、後は残った粘土を指でつまみあげて円錐状に、さらにつまみあげて細い尖塔にしていき、全体が一体ものとして出来上がるとのことです。

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さて、2010年5月に波佐見陶芸の館で購入した下の写真青白すずらん紋・丸花瓶を奥様にご紹介したところ、ご主人の奥川俊右衛門さんの作品だということがわかりました。

また、当時は、下の写真のごとく掘り込んだすずらん紋自体に青磁釉を施していますが、現代ではすずらん紋の外側に青磁釉を施すやり方になっているとのことで、その違いに時代の変革みたいなものを感じました。

 

2010年5月

ある日、棚にぽつんと置かれている下の写真・丸花瓶を見て、まずは何と気持ちの良い丸みと丸みから立ち上がる口元だと感じました。

その気持ち良い丸みの白磁に彫られている淡い花と葉の大きさが、なんとすばらしいバランスで描かれているのだろうと感じながら、ついつい見入ってしまいました。

 

青白すずらん紋 丸花瓶

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